戦場の旗手

ホロスコープの勉強ブログ

アスペクト

アスペクトもいろいろ流儀があるらしく、

太陽~火星と木星冥王星の組み合わせでしか見ない、

トランスサタニアン同士のアスペクトは見ない……

などいろいろ。

天体とACやMCなどとのアスペクトを見る流儀もあって、これに倣うと

自分の場合は天体同士のアスペクトよりもACやMCとのアスペクトの方が多い。

アスペクトにはソフトとハードがあり、とてもざっくり言うと

ソフトアスペクト(60度、120度)というのは同じ性質を持つサイン同士が結ばれる状態、

ハードアスペクト(90度、180度)は

(あまり相性の良くない)異なる性質を持つサイン同士が結ばれている状態である。

古典的にはソフトアスペクトは幸運、ハードアスペクトは凶運の星回りだが

ソフトアスペクトが多いと恵まれているので向上心がなかったり打たれ弱かったりするし

ハードアスペクトが多いと、困難は続くが乗り越えた時に大いに発展する、というのが

今風の解釈のようである。

一方で、ハードアスペクトを活かすには

強力なソフトアスペクトがないと難しいという解釈もある。

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サビアンシンボル

上昇宮/アセンダント(AC) 乙女座30度

急ぎの仕事を片づけることに完全に専心しているために、1人の男がどんな誘惑にも耳を傾けないでいる

カイロン 牡牛座8度

雪におおわれていない土地にあるソリ

リリス(遠隔点) 獅子座20度

ズーニー族のインディアンが、太陽に向かって儀式をしている

ドラゴンヘッド(真正月節、ノースノード) 乙女座18度

ウィジャ盤

ドラゴンテイル(サウスノード) 魚座18度

巨大なテントで、村人たちが壮大な演技を見る

ヴェスタ 魚座26度

非常に細い三日月が、日没時に現れるのを見て、人々がそれぞれ異なった計画とともに前に進む時期が来たことを知る

バーテックス 魚座28度

満月の下、肥沃な菜園によく成長した豊富な種類の野菜が見える

自分のネイタルチャートを作成してざっくり読む2

ひょんなことから母子手帳を見る機会があったのだが、

出生時間が自分が思っていたより15分ほど後だった。

大勢に影響はないのだが、

ACとMCの支配星である水星が第7ハウスから第6ハウスに移ってしまった。

これにより、3つ以上の天体が入っているハウスとサインはなくなった。

5度前ルールを考慮すると水星は牡羊座なのか魚座なのか

第7ハウスなのか第6ハウスなのか微妙な感じだが……

ネイタルチャート(更新後)

太陽 牡羊座17度

月 獅子座19度

上昇宮/アセンダント(AC) 乙女座2630

天頂/南中線(MC) 双子座2630

リリス(遠隔点) 獅子座1720

カルミネート 木星 蟹座30度

チャートルーラー 水星

ファイナル・ディスポジター 火星 牡羊座1度

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ハウスの雰囲気

ハウスとは、地球上の観測地点から太陽が通過する時間に合わせて黄道を12分割したもの。

ハウスというのは、

天体を役者(基本的な機能)、

その天体のサインをその役者の役割と衣装(有する特徴)とした時、

役者がそれぞれの場面を演じる舞台(発揮される分野)に相当する。

ハウスカスプのあるのサインとその支配星(※ハウスに入っている天体ではない)は

いわば舞台の雰囲気(周りの環境)を決める。

ハウスは観測地点の緯度や時刻に大きく左右されるため

同日生まれでエネルギーのめぐり方はほぼ同じでも、

それが「現実のどんな分野で現れるか」が生まれた時間・場所によって違ってくる。

それぞれのハウスには

牡羊座をAC起点として12のサインを獣帯の順序にしたがってあてはめた、

ナチュラルサイン(本来宮)とナチュラルルーラー(本来支配星)がある。

それとは別に、個々のネイタルチャートのACを起点とした

アクシデンタルサイン(偶有宮)とアクシデンタルルーラー(偶有支配星)があり

単に「ハウスサイン」「ハウスルーラー」といった場合は

このアクシデンタルサインとアクシデンタルルーラーの方を指す。

ハウスは、これら2つのサインと2つのルーラーによって影響を受けながら、

それぞれのハウスが支配する運命を決定する。

ナチュラルサインとナチュラルルーラーはそのハウスがどういう分野を司るか、

アクシデンタルサインとアクシデンタルルーラーはそのハウスがどんな雰囲気か、

を規定するというように理解できた。

ハウスは通常、複数のサインにまたがって位置するが、

ハウスの感受点は、起点となるカスプ(ハウスとハウスの境界線)の位置にある。

自分の場合、半数のカスプが前のサインの26~30度にあって

ハウスの大部分が次のサインと重なっているのにそれでも前のサインで見るの……?

という疑問は残る。

とりあえず自分のチャートにおけるそれぞれのハウスの雰囲気を

キーワードで整理してみた。

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天体の衣装

天体を役者(基本的な機能)とすると、

天体のサインはその役者の役割と衣装(有する特徴)に当たる。

つまり、天体の持つ機能が実際にどのように現れるかに影響するのが

天体のサインである。

近代占星術ではあまり考慮されないが、

ディグニティ(品位)という概念がある。

天体は居心地のよい場所ではその力を十分に発揮でき、

居心地の悪い場所ではその力を十分に発揮できない、というものである。

ドミシル/ハウス(居所)

本来の居場所で、天体がもっとも力を発揮できる場所。

エグザルテーション(高揚)

そのサインでは天体は勢いがあるが、見かけ以上に評価されることもある場所。

デトリメント(障害)

天体が自分がの力を発揮できず傷付くような場所。

フォール(転落)

天体の勢いが弱められて居心地のよくない場所。

自分の天体がそれぞれどんな衣装をまとっているのか

キーワードで整理してみた。

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自分のネイタルチャートを作成してざっくり読む

まずは自分のチャート(Astro Dienstにて作成)から。

My Astro Chartのチャートも数値が一覧表になって出てくるのでよいと思った。

どちらも出生地を緯度経度で入力できるのもよい。

ネイタルチャート

太陽 牡羊座17度

月 獅子座19度

上昇宮/アセンダント(AC) 乙女座26度

天頂/南中線(MC) 双子座26度

下降宮/ディセンダント(DC) 魚座26度

天底(IC) 射手座26度

水星 魚座26度

金星 魚座11度

火星 牡羊座1度

木星 蟹座30度

土星 乙女座8度

天王星 蠍座21度

海王星 射手座21度

冥王星 天秤座18度

ノーアスペクトの天体なし

カイロン 牡牛座8度

リリス(遠隔点) 獅子座17度

ドラゴンヘッド(真正月節、ノースノード) 乙女座18度

ドラゴンテイル(サウスノード) 魚座18度

まずはチャートをホロスコープの読み方にしたがってざっくりと読んでみた。

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ホロスコープを勉強してみることにした

自分の人生に納得するための手段として

いわゆる「自己分析」とは違う方法で

自分の人生を分析してみてもいいのではないか……

と思い、何度かホロスコープを見てもらったことがあるのだが

チャートとそこから導き出される解釈の因果関係が知りたくて

結局自分で分析してみることにした。

(面談でもチャートの読み方ばかり質問していた)

さて自分でどうやって新しいことに取り組むのか改めて観察してみたが

気になった(目についた)項目ごとに検索、メモを蓄積、

そこから最大公約数的な概念を抜き出す、という具合。

しかも気になる項目も複数あって、

あっちを調べてはこっちを調べまたあっちへ戻り今度はそっちへ行き、という感じで

本を一冊じっくり最初から最後まで読む、というやり方ではまったくない。

薄々気づいてはいたけれど

何らかの目的があってとりあえず手を動かしてみないと

教科書がまったく頭に入ってこないタイプ。

(勉強のやり方に活動宮と柔軟宮の特徴がバッチリ出ている)

一応専門で学位は持っているのだけど

体系的に学ぶことが実は苦手だったということをあらためて実感。

しかしホロスコープの読み方の勉強をしていると

熱力学の講義を思い出す。

突然何の定義も前振りもなしに記号がポンと出てきて

その存在があたかも自明のごとく説明が進み

しかも方言とか表記ゆれが多くて

まずはその記号の解読にかなりリソースが取られるという……