12ハウス乙女座土星について調べていた時に気になった一文。
思考優位でなんとかしてきた方ほど、トランジットで土星が12ハウスに巡ると辛いはず。
「トランジットで土星が12ハウスに巡る」とはいかなる状態のことを言うのか? 土星が次のサインに巡るならわかるのだが……
「ホロスコープ」「トランジット」で検索すると「占星術で時期を読む時に使う手法」という記事が多くヒットした。
トランジットとプログレスがあるらしい。
トランジットは、ある日時における実際の空の配置。
プログレスは、出生からある年数経過した後のその人の天体の配置。
とりあえず自分のネイタルチャートに本日のトランジットを表示させてみた。
土星を探してみると、6ハウスの魚座にいた。
ということは、「トランジットで土星が12ハウスに巡る」とは、ネイタルチャートにトランジットを重ねたときにトランジットの土星がネイタルチャートの12ハウスに入ることを言うのだと理解した。自分の場合は土星は12ハウスから出発しているのでサターンリターンだが、ほかのハウスから出発している場合は12ハウスは単なる通過点である。
土星の公転周期は約29.5年なので、自分の場合は約15年後。
トランジットでは主に公転周期が長い天体から公転周期が短い天体への影響を読むという。確かに公転周期が短い天体は配置が目まぐるしく変わるので、スナップショットを撮るのでもなければそれが妥当なように思う。
という、少しおどろおどろしい説明がある。トランジットの木星以降の天体は、太陽、月、アセンダント、MC、ドラゴンヘッドなどは特にアスペクトを形成していないように見える。
ついでなのでプログレスも自分のネイタルチャートに重ねてみた。
プログレスチャートの読み方では太陽・月・水星・金星・火星といった動きの速い天体が重要になります。
プログレスではトランジットとは全く違う読み方をする。
確かに、土星以降ほとんど動いていないので、特に読みようがない。
だから進行図で読めるのは、基本的には火星まで。太陽、月、水星、金星、火星までが進行図で読める天体と言うことです。そのほかの天体はサインやサビアンシンボルが変わった場合に読みます。
このほか、プログレス法では
・プログレスの月や太陽が入る星座やハウス
・ プログレス天体のサビアンシンボル
も、読み方のポイントになります。
とのこと。
自分のチャートだとネイタルの太陽とプログレスの月がもうすぐコンジャンクションになりそうな気配がする。そのほかに太陽、月、アセンダント、MCなどとのアスペクトはなし。ホロスコープ的には比較的穏やかな時期……なのだろうか?
プログレスの太陽は9ハウス双子座、月は7ハウス牡羊座。水星、金星、火星は8ハウス牡牛座。第8ハウスにわちゃわちゃ集結しているようなイメージ。
プログレスの太陽は双子座0度33分と、ちょうど双子座に入ったばかりのようだった。プログレス太陽の節目。ネイタルの太陽は牡羊座16度なのだが、プログレスで考えるとプログレス太陽が牡牛座にいた期間が人生のほぼ3分の2くらいを占めていたのかと気づく。
プログレス太陽が8ハウスから9ハウスに移動したのはもう少し前(だと思う)。
プログレス太陽のサインが変わる時、人生のチャプター(章)が変わるぐらいの「節目」になる(中略)。
サインの変わり目とともにハウスの変わり目も大事です。(中略)ハウスが変わった時、人生の目的もシフトしたと分かることでしょう。
あまり実感はないけど、人生のチャプターも目的も比較的最近シフトしたようである。なんとなくわかるようなわからないような……