各ハウスにどの天体が入っているかでその人生における特徴の現れ方を見ていく。
天体がどのハウスに入っているのかは見ればわかるが
ちょっと混乱するのが
「ハウスのカスプの前5度以内にいる天体は、次のハウスにいるとみなす」
というハウスカスプの5度前ルール。
「ハウスカスプの5度前ルールが当てはまるのは、
必ず、天体とハウスカスプが同じサインにいる場合だけ」
ここがちょっとわかりにくかったが
「天体がハウスカスプのすぐ後ろ(≦5度)にいても、
天体とハウスカスプが違うサインの時はこの5度前ルールは適用されない」
ということだと理解。言っている内容自体は同じなのだが。
自分のチャートで言うと、水星と木星。
水星は双魚宮25度43分、第7ハウスのカスプは双魚宮29度7分なので
この水星には5度前ルールが適用されて水星は第7ハウスになる。
木星は巨蟹宮29度14分、第11ハウスのカスプは獅子宮1度40分で
サインが違うのでこの木星には5度前ルールは適用されず
木星は第10ハウスに留まる。
まずざっくりと、3タイプのうちどこにいくつ天体が入っているかを見る。
ハウスには、アンギュラー、サクシデント、カデントの3タイプがある。
アンギュラーは、第1、4、7、10ハウス。 積極性や行動力など
サクシデントは、第2、5、8、11ハウス。 継続性や安定性、蓄積など
カデントは、第3、6、9、12ハウス。 隠された力や知的探索など
自分の天体はどのタイプのハウスにどれだけ入っているかを見ると
アンギュラー 5つ
サクシデント 2つ
カデント 3つ
……やはりイケイケドンドンではあるけれども
継続性や安定性にはやや欠ける星回りのようである。
複数の天体が入ったハウスの場合は、
そのハウスのカスプに最も近い惑星の影響力が最も大きいという。
自分のチャートでは第7ハウスに水星、火星、太陽が入っているが
火星の影響が最も大きいらしい。
(第7ハウスのカスプ双魚宮29度7分、火星白羊宮0度12分)
以下抜き書き。
【第1ハウス×冥王星】失敗を恐れずに突き進む。逆転のチャンスに恵まれる。考えるより本能に従って動くほうが吉。目上からかわいがられる。
【第2ハウス×天王星】一風変わった金銭感覚の持ち主。最先端の分野で収入を得やすい。一方経済的な状況では安定しないことが多い。
【第3ハウス×海王星】詩的な言語感覚。音楽・ダンス・アートなど芸術的な表現手法を取りやすい。合理的な思考や伝え方は苦手。
「合理的な思考や伝え方は苦手」ぐぅ……
【第6ハウス×金星】ムードメーカーとして愛される。美や芸術・若い女性相手の仕事・お金を扱う仕事で力を発揮。やや太りやすい傾向。
「やや太りやすい傾向」ぐはっ
【第7ハウス×水星】話好き。仲介役。関心を分かち合えるパートナー。ゴシップ好き。ひとりの人に縛られることへの抵抗。
【第7ハウス×火星】積極的に人間関係を広げる。情熱的に意思を主張する。強い存在感。人間関係にトラブルを招きがち。ライバル的関係。
「人間関係にトラブルを招きがち」グサッ
【第7ハウス×太陽】パートナーの存在が重要。パートナーを通して自分自身を認識する。他人の意見が自分の意見と思い込みやすい傾向。
【第10ハウス×木星】社会的な立場に恵まれやすい。指導者。社会的な可能性、公共の仕事や教育、法律、出版などでの適正。組織で成功するタイプ。
【第11ハウス×月】社会的なネットワークの中で気持ちが満たされる。仲間と過ごす時間を大切にする。仲間内で甘え過ぎる・わがままに振る舞う傾向も。
【第12ハウス×土星】コンプレックスに悩まされる。憂鬱感。悲観的。宗教や精神世界の実践から、その世界の権威的存在になる可能性。
「コンプレックスに悩まされる。憂鬱感。悲観的」ぐぅ……